≪ヨハネによる福音書15章5節≫
「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。もし人がわたしにつながっており、またわたしがその人とつながっておれば、その人は実を豊かに結ぶようになる。私から離れては、あなたがたは何一つできないからである」
新約聖書で、イエス・キリストはぶどうの木の比喩を使って話されました。
ぶどうの木と枝は繋がっていてこそ実を結びますが、離れていたら実を結ぶことができません。
栄養が切れるから枯れてしまいます。
イエス・キリストはご自身をぶどうの木に譬え、人々を枝に譬えました。
「神様の愛」を言葉と行ないをもって人々に伝えたキリストと繋がっていてこそ、私たちは様々な行いの実を結ぶことができると話されたことでした。
では、神様は私たちがどんな「実」を結ぶことを願っているでしょうか??
「平和の実」「慈しみの実」「愛の実」
「大変なこと困難に打ち勝つ実」「忍耐の実」
「混乱の中で舌を慎み、正しい言葉を話す実」
「困難な中でもよい言葉で励まし合う実」
人生はいい日よりも、難しい日、悩む日の方が正直多いです。
しかし、逆境の時だからこそ、困難な時だからこそ、
「どんな行いの実」を結ぶかが重要だとキリストは教えてくださいました。
神様の中で、世界も、日本も、一人一人が愛の実をたわわに結ぶことができるようにお祈りします。